歴史

[kura]
地吹雪の止んだ快晴の朝。降り続いた粉雪が巻かれ、転がってできた俵雪が、広い庄内平野のあちらこちらに姿を見せます。
そして日本海の荒波は岩肌を削り、磯に波の花を咲かせます。
銘醸地、大山。出羽三山を臨み、酒造家が軒を連ねる一角に「羽前白梅」の羽根田酒造はあります。黒光りする太い柱や梁。土蔵には夥しい数の古文書が保管され、創業文禄元年(1592)の歴史を物語ります。
強い乾燥蒸気で米を蒸す。昔も今も変わらぬ酒造りの基本を守り、純米酒を中心に爽やか個性豊かな酒を造り続けて参ります。
「羽前白梅」を末永くご愛飲下さい。

蔵元敬白

造りのこだわり [杜氏の技]

原 料 米 播州の山田錦の他、山形県産の米を使用します。
原料処理 すべての米を高性能の吟醸用洗米機で洗い12石釜で蒸し、外硬内軟の弾力ある蒸米に仕上げます。
製  麹 麹蓋を用いとことん絞めて酵素力の強い麹に仕上げます。
酒  母 打瀬をしっかり取り、強健精鋭の酵母を逞しく育て、慣れ味のあるサバケの良い酒母を用います。
少量仕込みで蒸米を絞め、低温でゆっくり発酵させて、秋上がりする爽やかで力強い酒質に仕上げます。
上  槽 代々受け継がれている酒槽を使い、ゆっくり優しく搾ります。
熟  成 瓶燗した後、冷蔵庫で貯蔵し熟成の尊さを大切にして出荷します。